お館様(信長？)が(屋敷に)帰ってきた。
今日の(学校の)昼食はﾊﾞｲｷﾝｸﾞ形式で。
文化祭か、なにか、ｲﾍﾞﾝﾄのようだが…
とにかく、僕らは昼食を。
僕はﾄﾏﾄ色のﾊﾟｽﾀを持ってみんなが待ってるはずの食堂に行った。
途中、出店しているﾊﾞｲｷﾝｸﾞとはｶﾝｹｰない定食屋のなかを通ってしまい、
ｵｼﾞｻﾝに申し訳なく思った。

みんなは色んな小皿を持って来ていた。
どうも、ﾊﾞｲｷﾝｸﾞは苦手だ。
1つ1つでよくない？
そんな風に思った。

ﾊﾟｽﾀ皿が片付いてしまったのでﾃﾞｻﾞｰﾄを取りに行った。

ｱﾒﾘｶのｽｰﾊﾟｰﾏｰｹｯﾄのような、天井まで品物を積み上げ、
ｼﾞｬﾝｸﾞﾙのようなﾆｵｲと、小雨のｼｬﾜｰ、ﾌﾛｱの床は雨で濡れている、
その中で見付けたｶｯﾄｽｲｶとｶｯﾄﾒﾛﾝ。
別の人も品定めをしてる。小さい方を貰う。
ﾚｼﾞには行列ができている。
電化製品か何かの売り場のようなﾚｼﾞだ。
ｶｳﾝﾀｰの後ろに人2,3人分の大きさのｶﾌﾟｾﾙｼｬﾜｰがある。
自分の財布の中身が気になった。
左右の右のｶｳﾝﾀｰが混んでいたが、左のｶｳﾝﾀｰが動き出した。
ﾒﾛﾝ代金を払う為左のｶｳﾝﾀｰに行く。
裏のｼｬﾜｰに呼ばれて、
もう時間が過ぎているのにまだ続けるから、
私の影の少年が追加料金をせしめようと交渉した。
2万円。
ﾎﾟｹｯﾄの中には計3万円。
2万は多いと思ったが、少年は当然だ、と言う顔をしていた。

その足でｽｰﾊﾟｰの隣にあるﾚｯｽﾝ場に行った。
ｽﾀｼﾞｵ代も払えるしね。
ﾎﾟｹｯﾄの3万円を数える。
丁度、ﾎﾞｲｽﾄﾚｰﾆﾝｸﾞが始った所で、
ﾌﾟﾚﾊﾌﾞ小屋のようなﾚｯｽﾝ場だが続々と人が集まって来た。
ｵｼﾞｻﾝやｵｼﾞｻﾝまで。
課題曲のﾃﾞﾓﾃｰﾌﾟはもらっていたけど歌詞がわからず、
適当に合わせるしかなかった。
ふと、ﾓﾆﾀｰをみるとｶﾗｵｹのように歌詞が表示されていた。
それでもうまく歌えない…。

部屋の隣でｶﾞｻｶﾞｻ音が聞こえた。
木造二階建て、1Kのｱﾊﾟｰﾄは壁が薄い。
隣だろう、と思い布団の中にそのまま隠れていた。
が、
ｺｯｿﾘ覗いてみると自分の部屋のｷｯﾁﾝに人が！
学生服の三人だった。
気付かれてﾔｽﾘで脅された。そのﾔｽﾘでﾋﾟｯｷﾝｸﾞしたらしい…。
新しい鍵に更えるしかないのか…なんとか考えながら、
…彼らは何度となくこの部屋に侵入してるらしいが、
盗られたものはないし…おｶﾈも…本とかﾃｰﾌﾟとか？
…持って行ったとしても「見つからない様に」返してるみたいし…

問えるのは不法侵入？だな！警察呼ぼう！

考えがまとまった。ﾘｰﾀﾞｰ格の1人の隙を見て押さえ付けた。
騒ぎが聞こえてたらしく、ｱﾊﾟｰﾄの住人が右往左往する廊下に向かって応援を呼ぶ。
玄関のﾄﾞｱから数人が顔を覗かせる。
知ってる顔で思わず叫んだ「ｴﾝﾄﾞｰ(元上司)さぁん！！」

住人の協力で3人の学生服を捕らえて110番、刑事さんが１人やってきた。
ﾘｰﾀﾞｰ格の学生服、襟に章ﾊﾞｯﾁが何個かついていて、
そのﾋﾄﾂが■■ﾊﾞｯﾁだった。
…落ちたなぁ。■■■■■■職員なのに。と、何やら哀しくなった。