僕達はそれぞれ紋章を持っていた。
生まれつきｶﾗﾀﾞに備わっている者、「家」代々受け継がれて来て賜った者、人為的に脳に埋め込まれた者、
それぞれ。
僕が持っている紋章は、その力で飛べるようになるものだった。
そんな紋章を組織に全て奪われない様に僕らはそれぞれ保護したり、奪還したり。
最後に命からがらたどり着いたｿｺは、組織のﾗﾎﾞ。
水槽に入れられてる、今にも消えそな半透明ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄで描かれた人魚に出会う。
彼女が入ってる水槽を壊すと、いかにもなﾄﾞｸﾀｰが現れた。
「君の手には負えない」と、意味深なｲﾍﾞﾝﾄ会話の後、ﾗﾎﾞの奥から警備兵。
僕らは迷路の城壁都市から脱出を試みようとする。
逃走経路のあちこちから警備兵が続々出てくる。城壁都市のはしっこ、ｽﾗﾑ街の洗濯物に穴が空く。
蜂の巣のようになったｽﾗﾑ街の居住区の奥、天井に細く穴。
ｱｵｿﾞﾗが見えた。出口。