僕の家から通りに出るには一度緑とｵﾚﾝｼﾞがｼﾝﾎﾞﾙｶﾗｰのｺﾝﾋﾞﾆを通らなきゃいけなかったんだ。
田舎の僕の家に、学校帰りの僕は母に連れて行かれた。
学校でもらったｺﾝﾋﾞﾆ弁当を持ったままだった。
家の、前庭、石垣の上にﾌﾞﾙﾄﾞｯｸの張りぼてがあった。
…
村の開発、村のｼﾝﾎﾞﾙﾏｰｸはﾌﾞﾙﾄﾞｯｸだそうだ…
西の幹線道路と東の幹線道路をつなぐ道の真ん中ぐらいから村に入る細い道が伸びている、
その細い道がを真っ直ぐ行くと両脇に家々が並ぶ、
家々の集合の真ん中の広場は駐車場になっていて、ぐるっとｵﾐﾔｹﾞﾓﾉ屋ｻﾝが囲んでる、奥に公民館がある、
30台ぐらいのｽﾍﾟｰｽだろうか、そこにぽつんと黒いｾﾀﾞﾝ。中には父が僕達の到着を待ってた。ここで乗り換える。
僕ら妹弟三人は母の運転するｸﾙﾏから降りて、
父にこの村の有り様を中傷する、なんでﾌﾞﾙﾄﾞｯｸがｼﾝﾎﾞﾙﾏｰｸなんだ？
お土産物を買ってかえったほうがいいかなぁ、などと悪乗りしていく。

2人の女の子と一緒に帰路についていた。
神社(実際には安江の神社、が村の寺のある場所にﾘﾝｸ)の裏の道に差し掛かったところで追手が来た。
連れの小さい女の子は勝手に走り逃げた、道が違う！
神社の脇の路を土手の方にいくと河は工事中で橋を架ける工事と土手の工事が同時に進んでいる、
神社の正門、川沿いにあるｷﾚｲなﾓｰﾙになってる路を向こうから追手に追われて小さい女の子が走ってきた、
こっちこっち、と土手に誘う、
川幅6m以上が統べて仮設足場とｼｰﾄに覆われていたが渡るには足場がもろかった、
元々ある筈の橋は何処のｼｰﾄの下にあるんだろう？
仮設足場の土手の上を逃げる、
追手はﾎﾞｯｸｽ状の召喚魔を足場の上に置く、合いの手で小さな女の子もﾓﾝｽﾀｰを召喚する、
小さなﾋﾟｴﾛの格好をしたﾓﾝｽﾀｰ、2体。
繰り出した口から放射攻撃を見て、威力が違いすぎる、あれじゃぁ勝てそうがないと思って組み立て直すことにした。
虚空に映るﾓﾝｽﾀｰﾘｽﾄにはﾋﾟﾝｸ、黄色、ﾌﾞﾙｰ、紫、のﾋﾟｴﾛや同色の猫型ﾓﾝｽﾀｰが描いてある、
目だ、目がｸﾘｸﾘだと攻撃力が上がらない、だからﾑﾗｻｷの目付きの悪いﾋﾟｴﾛを召喚しようと思ったが、
しかしその目付きの悪いﾊﾟｰﾂが出てこなくてなかなか組み立てられない、
焦りながら思い出したのは、あるﾊﾟｰﾂとあるﾊﾟｰﾂを組み合わせた時に召喚できる裏技ということ。
逃げながら取扱説明書を読むのも骨が折れる、河の向こうに渡る橋を探した方が早そうだ。