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無意識のデータベース
2024 September / 21 Sat ×
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2002 October / 28 Mon ×
旅館の女将とその従者に教わって、
この温泉地の「花のある場所」を教わった。
弟はそこに向かう。
私は刀を手に彼を追い駆ける。

いわれた通りの場所を、小道を通っていくと、
温泉宿の土塀の屋根の上に出た。
見晴らしは伊東の温泉街?
山を背に、海に面した温泉街の、景色が目に入った。
8歳の弟は、その土塀の向う側に既に走り込んでいて、
私はその後を追いかけた。

この宿に滞在歴が長い、秘書らしい男にケータイで連絡しながら走った。
左手にケータイと竹刀、右手に鞘の中に入った刀。
弟は幼いが、腕の方は私より上だ。
師範代級といっていい。
軽々とトラップを潜り抜けて、土塀にできた小道の向う側の
大伽藍の大屋根に飛び移った。
一本橋になっていたそこを通るにはケータイは邪魔だった。
手に持っているより首に下げようと考えた。
渡った先で、手綱を放してしまった。
大伽藍の向うにもうひとつ大屋根があり、そこで幼子は振返って笑みを浮かべた。
そこには渡れそうもないからそのまま屋根を走り降りた。
段々状になっている屋根を飛び降りていく。
と、その地上の、参詣台はそのまま第?ステージになっていた。
一回で勝てそうもない相手だった。
三回勝負を申し出た。
…勝負のカウントが曖昧だから、お互いの3枚の煎餅を出し、
無くなったら勝敗を決することにした。
相手は小坊主風の、やはり長槍の使い手だ。
間合いが違うから不利だ…。
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