前に見たはずだった、
だから「前に一度見た、」と言っていた、
ﾋﾞﾃﾞｵｶｾｯﾄをﾃﾞｯｷにｾｯﾄした、
前に一度見た夢の続きを再生するように。


ﾎﾞｸは普通の中学生、
変わった友人がいた、
ｶﾉｼﾞｮはずーーーっと前に、子供の頃にﾄﾓﾀﾞﾁだった、
2度目に会ったときは嫌われ者になっていた。
それでもﾎﾞｸは一緒にｶﾞｯｺｳ、行き来していた。

ｶﾉｼﾞｮの周りに殺人が多くなった頃、
私はｶﾉｼﾞｮを疑っちゃいけないのに疑った。
ｶﾉｼﾞｮと一緒に公園の石畳を歩いていたのに、
目の前にがけが開けて、
彼女と一緒に飛び降りる羽目になった。

ｶﾉｼﾞｮは空に浮かんで、元来た道を歩いていった、
ﾎﾞｸはがけの下で、岩に挟まって、彼女の姿が見えなくなるのを見ていた。
がけの中腹に自転車が引っかかっている。

確か、僕は、ｶﾉｼﾞｮを殺さなければいけなくなったんだ。

町にｺﾞｰｽﾄﾊﾞｽﾀｰｽﾞのようなｺﾞｰｽﾄ、ﾗｽﾎﾞｽのﾏｼｭﾏﾛﾏﾝみたいなやつが現れて
混乱している、
そんな中でｶﾉｼﾞｮを探していた。
目の前には母親と子供が難を逃れようと逃げていくのが見えた。

空からの災いだ、
夜空、というか暗黒の空に赤い火が映える、
裏通りの扉から入るとﾋﾞﾃﾞｵﾃﾞｯｷのある管制室になっていた。