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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2000 October / 24 Tue ×
家の近所の■■■■大橋、その下の運河、橋の向こう側には太陽光を乱反射する建物群、
右手には海、
橋の下には、常連の防波堤釣りのオジサンの一団から少し離れて、妹が釣竿をふっていた。
案内書を見ると、兵庫県から広島県にかけて釣りスポットを双六のようにつないであるから、
今度こうゆうんはどうよ?ってな具合にタナカさんに見せた。
金沢市内のど真ん中を突っ切って書かれてあるルート、いつもの連中は東日本ルートを通るから。
今度は若狭湾、琵琶湖、明石、■■■、■■■と、瀬戸内ルートって面白くない?

妹が釣り竿をふっているのは父の遺言で、
だけど彼女の格好はどう見ても釣りの格好じゃなくて、
キレイなエスニック柄のスカートが風に押されている。

常連のオジサン達は青魚を釣り上げていて、喚声を上げている。
右手の海、河口がみえる橋の上、この下は海水なんだろうか?

家の駐車場に戻る、マップの通りに行ってみるか、と、■■■■は云う。
■■■■大橋の方から■■■■の家族、長男、次男、最後の妹、母(?)が歩いてきている、
ワタシは後部座席の左側に座り、■■■■は運転席に付いた。
■■■■はクルマを走らせはじめた、
えっ?だって、家族乗ってないよ?
上の男兄弟2人はサラリーマン風のスーツ着たまま車を追い掛けて来た。
■■■■は笑いながら車を走らせた。
追いつけないような鍛え方してないから、あはは、
車は深夜で静まり返った小売店が並ぶ生活道路を走る。
この道の前方、800mぐらいのところに信号があって、
そこで一旦停まらないと島から出れないのは知っていた。

家族揃って食事をする予定だったのだ、
ステーキがウリのレストラン、新装オープンしたばかり、食べ放題、大食いのコースがあって、
今度それに挑戦する為の下見。
皆の食が進まない、…おいしくなかった。
早々にテーブルを離れてレジに行く、給仕係がテーブルの食べ残しをみて驚いていた。
レジに行き、マズイ、といいながら付け合わせのフライドポテトを食べてみせる、すごくパサパサしていた、
従業員は全員タキシードで、高級感を装っている、
僕らは総勢7人ほどのグループで来ていて、ハマダ(巨漢)にどうする?と問うた。
僕、あの肉なら醤油ベースのサッパリしたソースがいい、というので、それを伝える。
あの食べ放題コースは4人一組で大食いを競うものだから、
一番肉好きで大食いのこの人の好みのモノが出てくれば間違いないと思った。
心配そうに見ている細身の■■■(後輩)。

レストランを出ると、食料倉庫のようなところを通って(裏口?)表に出た。
どこかのオシャレ〜な建物のなかのレストラン。
今日のサイフは貫禄のあるオジサン2人、上司■■■と桑田真澄似のおエライさん。
オシャレ〜なたてものは、外観打ちっぱなしのコンクリートで、さながら博物館かホテルで、
その中の中庭を歩きながら、ロビー、エントランスホール、方面へ向かった。
お偉いさん達を先に歩かせていると、中庭からエントランスへ入るところに■■■■の家族がいて、
そういえば、この家族のために来週の水曜日にも予約入れてた、と思いだして、
先のレストランにハマダの口に合わせてもらおうと
水曜日と火曜日の両方の予約をハマダ名義に変えてくれ、と交渉する。

レストランの方は、レジ係の1人が電話を受けていた。
それを見ていた■■■■はそっとその場を後にして、ケータイで掛けているワタシの所に来た。

彼女と話しながら歩いていくと、いつもの日曜の昼下がり、
ここのスリップ止めのある鉄板の、USA風味なシャツの売り場の片隅でHIPHOPの公衆講習をやっていた。
ブラックの彼女がリーダーで、いつも集まるのはやっぱりブラックの女の子で、
そうそう、この辺は外国人住んでいるんだった、な〜んて、改めて思った。
彼女達の後ろに並んでワタシの連れたち6,7人は楽しそうに踊りはじめたから
呆れて自分は帰るね、と云って、彼女達の視線の同じ方向にある階段を降りた。
コーナーのステップ2,3段降りると、末広がりにまっすぐな階段になっていて、
やっぱりスリップ止めの鉄板で出来ていて、その上にキレイにトレーナー類が並んでいた、
何度か土足で踏んでしまったから怒られるかな、と、店員達はどこ?と見ると、
上の階のレディース同様、男性陣はBダンスに夢中でアクロバティックなことをしている。
集まっているダンサー達の中に、見た目日本人はいなくて、やっぱりこの辺は外国人が多いなぁ、
と、改めて思って、やっと階段の下についた。
ショットバーか美容室を改造したような、2階建ての角地に建てられたその小さなショップ、
この辺の外国人向けのショップで、住宅地の真ん中に立っている。
階段から降りて左手にちょっとしたスペースがあって、タイル張りのそこでたむろしている若者、
それを見やりながらそのまま階段の前の道路を左手に歩いていくと、
十字路で向こうからやって来たハンドボールを持った泥に汚れたヒトとぶつかる。
アレ?
向こうはワタシの顔を知っていた。
顔を覗き込まれて、あ、そうだ、■■■ちゃんだ〜、と云って、話しはじめたソイツ、
最近この辺に引っ越して来たらしい、
今なにやってるの? 前に云ってたアレは実現できた? 今度■■■とか誘って飲みに行こう…
そうそう、前にもこんな話したなぁ、と思って聞いていた。
ソイツはここに引っ越してきて、思っていたより自分らしく過ごす時間が増えたから満足そうだった。
日曜の夕方頃、いつも思うのは、明日、会社の為にココロの準備。
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