ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙで待っていた。
系統がよくわからない、
場所は大きな公園といったｶﾝｼﾞ、
行政の中心部で鉄道なんかの駅からは離れている。
他に3,4本の安全地帯ができていて、
行き先方面別にﾊﾞｽを待ってる何人かの人たち。

自分が待ってる場所はﾀｰﾐﾅﾙの東端、
東にﾀｰﾐﾅﾙを抜けると行政の公的ｻｰﾋﾞｽの一環で作られた建物があって
２Fには喫茶店がある、
次のﾊﾞｽまでそこ行って時間潰そうかな…
そう思って外から２Fにつながるｴｽｶﾚｰﾀｰの前までいくと、
5,6人のﾋﾞｼﾞﾈｽﾏﾝとその妻達ご一行様がいた。

次に来たﾊﾞｽは目的の駅とは反対側へ行くﾔﾂだった、
あきらめてｵﾚﾝｼﾞ色の、電光掲示の車体を見送る。

ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙから離れること、
行政区画から離れること3町あまり、T字路にでた。
正面には左から右へ延々つならる標高1800mぐらいの山々、
霧雨にかすんで水墨画のような風情、
右に曲がる。

山の向こうはﾊﾞﾙﾄ海だっけ、占拠された港を想う、
道の向こう、
左側に延々連なる山の続き、左側は休耕してる水田の様相、
道の先に神社のような杜、
その左側へこの道は伸びている、

ﾊﾞｽが神社の前を右から左へ通っていった、