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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2001 April / 22 Sun ×
吉祥寺駅から大通りの商店街を抜けると住宅地の入口になる、
仲間とはぐれていてしまった、連れは女の子で、2人で歩いた、
住宅地と商店街の丁度境目の通りを少し入ったところ、
生活道路の角に公営の小さな劇場がある、
もうとっぷりと日も暮れているが、人のざわめきがまだ絶えない時間だ。
小劇場の前庭、生け垣に囲まれた小さなそこに2人ではぐれた一行を待っていた、
生け垣の向こう、入口に向かう数人の先頭の男子、に、知っている顔が合った、
声をかけるとシンジみたいなソイツは立ち止まる、

で、今日も同じ処に行くのだった、
駅前の大通りは幹線道路が交差していてとても広い駅は高架が大通りにもムキだしだが
横断歩道は渡りきらないうちに赤信号になってしまいそうなほど、5車線や6車線の大通りだった、
その割に歩道は狭くて歩きにくい。
高架沿いに東に向かって歩いた、
幹線道路は駅前から放射状に広がっているようで、その道と同じ方向だ、
5、6分ほど行くと右側から左側に渡る、
グループの人間とはぐれそうになる、
道沿いに弧を描いてそびえる高層マンション、ゆるく左にカーブすると生活道路の入口、
高層マンションは白いラメっているタイル張りで、
道に面したところには緑の植え込みになっている、
細い道路に架かった横断歩道をグループの人間が赤信号を無視して歩く、
幹線道路から入って来た車が行く手を邪魔をする、
マンションの奥に××ホールがある、
入口は円形で、吹き抜け部分がガラス張りの外装になっている、
ホールに入るとロビーにはウジャウジャヒトがいた、
何かの催し物なんだが…
グループの男子達はカップラーメンを持って入るのがスキらしい。
どんなもんかね?席に座ってすすって食べるのは…ウルサイだろう、
とは思うが、同じ様にラーメン雑炊のミニポットを持ってる人は結構いる、
客席の一番後ろは舞台裏みたいにパイプで組んだベンチに屋台が並んだカウンターになっている、
私はスーパーの袋を持っていて、その中身は食べ物だ、
ベンチに座っていたタクヤが目ざとくそれを見つけサクラと取り合いになる、
ジャンケンで勝った方に配るよ、といいつつ、中身を確かめてみたら日清ヌードルのレギュラーとミニだった、
オイオイ。サクラが勝ったのでレギュラーとレトルトの挽肉カレーを渡しタクヤにはミニと■■■を渡した。
サクラは勝ったくせに挽肉カレーが激辛なのでシッパイしたーとほざく、
タクヤはますます不満そう。
袋の中にはまだ納豆巻があるよ、というと機嫌が治った。それだけでも良かったらしい。
それに手持ちの■■(当たり前のように作っている食べ物。ミンナがそれぞれ手に持っている小さなカップ。雑炊?)
それがあれば満足そうだ。

出席とりにクラスに行くと班長が5人分の交通費申請書類を出した、
みんなのハンコが押されている、(インクが黒。)
私のはイッコしか押してなくて、しかも勝手に押してあった。
課外授業の隙に文房具やにあるスタンプで同姓のハンコで押したらしい。
もうイッコだってそれで押せばいいじゃん?と(ランドアーバンの企画員似の)班長に云う。
グループ内のユウタ似(セブンイレブンのバイトのヒト)が持っていたシャチハタネームペンで押してみせる。

今日のワタシの課題は、写真家が自作した仮設暗室の解体だった。
ただっ広い鉄筋コンクリート造の教室の窓から見える外の景色は曇り空だった。
作業教室の中には同じ研究室の男子学生が2人いた。
2人は何をするでもなくダラダラしている。
仮設暗室の内側にはセンセイ(イメージ的にはナンパ系シャシン家痩せ型)が覚え書きで書いたメモや遊びで作ったコラージュなんかが無造作にあちこちにある。
解体の課題を思い付いたのもこの中だった様で■月10日云々、11日云々、などと書いてある。
仮設パイプからカーテン用の内張りを接着剤もキレイに剥すのだが結構タイヘンそうだ、
内張りは白い模造紙で、シャシンで作ったコラージュはアホな題材が多い、
会社の社員が悪ノリしてオールヌードで撮った写真まで張ってある。アイコラもある。
男性ばかりがたくさん写ったヌード集合写真に小さな吹き出物を…乳首をプツプツ付けてある、
素人が脱いだ写真だもんな、ある意味貴重なのかしら、などと思う、
その辺にテキトーに捨てるのはマズイかと思ってポケットに仕舞う。
2人のうちヒトリは作業状況が気になってブースを覗き込んできた。
ヌード写真を狙ってるみたいだ、おっと、女性社員の顔まで判るヤツまであるもんな、
一つ残らずワタシのポケット行きに決定だ。

そのヌード集合写真の撮影現場は新人勧誘の撮影だったのになぜか競い合うようにミンナが脱ぎはじめたのだ。
そんなにセンセイの腕が認められてるのか羨ましいのか判らないけど
まるでクスリがキマっちゃってるようにハイテンションだった。

夕方の問屋街の大通りを(東から西に向かって)帰路についていた。
同じグループの女の子と2人で単位がどうとか課題がどうとか、そんな話をした。
帰宅途中のサラリーマンが多くて、まるで嫌がらせのようにウジャウジャと道を遮る。
交差点で彼女は来た道をまっすぐ、ワタシは右へ(北へ)曲がった。
信号待ちしている彼女にまた明日、ガッコウで、と声をかけながらバイバイしたが
すぐにサラリーマンのオヤジに遮られて見えなくなってしまった。
とっぷりと日が暮れてしまった大通りを北上するがやっぱり中年サラリーマンが多い、
後ろからオジサンが声をかける(キシベシロー似背が低い白髪交じりのバーコードメガネ)、ガッコの先生だった、レポートのことを気にかけてくれている話ぶりだった。
あ、そうだ、班長から預かってたんだ、
センセイにハンコをニコづつ押したグループ連名の交通費清算書を渡す。
書類が一通グループから提出されてとりあえず課題をやった、という証拠なので先生はほっとしていた。
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