待ち合わせは、大正時代ｶﾌｪ風のｻ店。
みんな会社帰りだからなんだか商談でもしているような風情。
自分の座ってるﾃｰﾌﾞﾙは、入口から入ったｺｰﾅｰの壁際。
向かい側には■ﾙｰ。隣にだれか。
隣のﾃｰﾌﾞﾙには、向う側に誰か、壁際に川■、こっち側に■橋さん。
後ろのﾃｰﾌﾞﾙに誰か。
…■ﾙｰと和みながら、誰かを待っている。
何だか皆さんおとなしい。
と、や■ん到着。赤い。ﾄﾞﾚｽが赤い。口紅が赤い。
■原さんが席を立って、（呑み屋へ）移動するぞ、と掛け声をかけた。
ﾚｼﾞのｵﾈｰｻﾝの後ろの柱時計は20時10分を示す。
や■ん。遅れ過ぎだ。

飲み屋の長ﾃｰﾌﾞﾙに着いた。
席順は、向かいの左から小■、？、■井、
誕生席に川■、こっちの並びは若いの、？、僕、そして女子。
自己紹介はこっちの並びの右端から始る。
若いのは起立して、「■ﾁｰﾑと一緒に仕事してます。」という。
■井さんと小■と川■からﾂｯｺﾐはいる。
ﾊｲ、次。
いちいち起立して自己紹介。
そこではじめて気が付いたが、そういえばなんで■井さんまでいるの…。
順繰りに僕の番。
「はじめましてーん。■でーす。よろしくおねがいしまーす。」
と水商売風に挨拶すると、
「にこやかにまぁ、」と呆れ笑いで小■からﾂｯｺﾐが入った。