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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2000 June / 06 Tue ×
僕は母親の運転するクルマに乗っていた。
ここの海岸の道、雪景色になっていた。
(いつも夢に出てくる海岸のこの道は、いわゆる部落。
防風林の隙間に民家がポツポツ建ってる。昭和初期ぐらいの民家。トタンでできた平屋アパート。が並ぶ。
この辺りに母の義父の家がある、とゆう設定。)
雪は5センチほど積もっていて、シャーベット状に凍っている。
後部座席に幼い妹と弟が寝ている。
窓の向こうに冬の海。うねる日本海。空は曇り、今にも降り出しそうな色を映してる。
母はアクセル、僕はハンドル、海岸の道からいわゆるふもとの町に下りるには急カーブの連続する山道を降りる。
右カーブ、左クランク、山道もシャーベットの雪が積もっている。巧くハンドルを捌く。
母がハンドルを切る、と言い出した。二輪車になっていた。僕は最後尾のシートに座ろうと移動する。
母の背中にデカイ荷物と幼い男の子。

くたくたになってその診療所に着いた。
診療所?どこかの宗教団体の集会所かもしれない。
木造アパートプレハブ建て。2階がメイン。1階には前庭。
重いバックパックを背負って先頭の男子2人は狭い階段を上って行く。
能天気に女の子ははしゃいでる。どうゆうもてなしをしてくれるのかな、なんて。
二階の診療所の待合室みたいなところに案内され、そこで仮眠をとることにした。

黒船来航時代、神国だったこの国の回想録。
医者のなりをしたその男(裕次郎似)は色黒の(髷を結った)若い男性の臥所にいる。
幼い童女は付き人。
医者のなりをしたは色黒の男性が病床に就いてるそこに手を入れ模策する。
色黒の男性は息が上がっていく。
「私は何もしていない、」そういいながら、はだけた上掛けから覗く色黒の男性の背中は求めていた。
つながっていた。
…そうやってこの国の通商友好条約は結ばれたのだった。

この(宗教)団体はもうダメかもな、こんなとこに所属してるってのはどうかしてるよな、
そう思いながら前庭で荷物の整理をしていた。
仲間4人、出発の時間。
重いバックパックの中には雑貨類のほかにレトルトのスープやらカレーやら、5,6日分は入ってる。
僕らの支度を取り巻いてみている診療所の信者達。
こんなに入ってたら重いはずだ…
男子2人に、■■■(自分。ナマエで呼ばれた)はどうする?と訊かれて応えた。
■■■(能天気な女の子。ナマエで呼んだ。)ともうちょっと南下する…ヨーロッパの地図がひろがる。
地中海を抜けてモロッコ、エジプトあたりから東南アジアに抜けようと思う。
…もっと■■■■語圏を見なきゃ駄目だ。
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