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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2002 September / 28 Sat ×
あるカップルの追跡をしていた。
チームには女性と男性と、3人で。

塩原、という地名に、池の中に山があり、
左右の島から伸びる鉄塔に吊られたゴンドラがある。
中央のゴンドラが揺れると、左右の島の一部も岸から離れたり着いたり、
可動する地盤でできた山だった。
追跡のカップルはデート中なんだが、その池の前でケンカしていた。

ケンカは長丁場になると見限った僕らは6合目の駐車場でバンに乗り、
ある季節になると山小屋と化す、
山のふもとのファミレスに向かった。
テーブルにつくと、テーブルを囲んでいるのはや■んとナカ■タで、
3人とも同じ様なハンバーグのライスセットを頼む。
頼んだはずのメインディッシュのハンバーグを3人とも残して、ドリンクメインで食事をした。
別のテーブルから、僕らを見付けた若者が寄ってきた。
ナカ■タの友人だった。
残したハンバーグをつまみ食いされ、やれやれ、という気分で店を出ることにした。

テーブル席はお屋敷のメインルームのような所に10台ほどあり、
その部屋を出るとホテルのカウンターのようなレジのあるロビーになっている。
私の視界には、山小屋になっているそのレストランの風景が映る。
ロビーにあふれているのは登山仕様の団体さん達と、
長いトイレの行列だった。

外は夜明けを迎えていた。
気が付くとロビーは閑散期の状態で、私は置いていかれた風情。
外には夏の登山をはじめようという若者のグループの話声が聞こえる。
レジの後ろのキッチンの勝手口から女主人が南国フルーツ盛りをもって
その集団に近づく足音、話声が聞こえた。
そのフルーツ盛りのなかのパパイヤを若者に渡し、(手伝いに)割ってくれ、と頼んでいる。
やってあげると何か御褒美として食材でも頂けるんだろうな、とボンヤリ考える。

ここってドコ?
と、地図を開く。
西武線延長線に来ていたはずだったが…
帰りは16号線に沿っていけばいいはず…なんだが…
現在地点より都心側に「塩原」があった。
もう一度あそこを通ることになりそうだ。
あそこ、無事に渡れるんだろうか。
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