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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2000 October / 03 Tue ×
とにかく揃えるものを揃えておかないと、と思ってコンビニへ行った。
いつもあるはずの■■■がなかった。仕方がないから代わりになるはずの■■■を買ってレジに持っていった。
レジの女の子は何処かで見た顔だった。
渡したオカネは小銭ばかりで自分でも何度数えても合っているのかどうかわからなくなったが、お釣をもらった。
家に帰るとミンナがゴロゴロしている居間と、雑貨屋のホンダナが一緒になっているから
何も外で買わなくてもここのをちくっとちょっぱったってワカラナイなぁ、と、
今日出たばかりの漫画雑誌を見て思った。

握った■■■がもう少しでイキそうだから、早く出してしまえ、と思ってラストスパートをかけた。
放出、その後で血まで出ていたのでコノヒト病気?それとも強くやりすぎた?と不安になった。
さっさと服を着て、彼をシャワー室に案内して、あれ、自分のシャワーはどうするんだ?と思った。
揃えて出してあるはずの下着類が見当たらなくて適当にバッグへ仕舞うことにした。
もうここに戻ってくることはないはずだから、そんなことを考えた。
妹が近くにいるはずの気配を感じながら、

地球に帰る為の調査船団の乗組員の選抜がはじまった。
住み慣れた宇宙空間に浮かぶコロニーの全てのハッチが開閉するたびに聞こえる
エアーの抜ける音、強化プラスチック?建材の密閉された居住空間。
ワタシの配属機関はそのまま調査船団の中に組みこまれる。
同じ寝食を共にした同期の仲間全てと一緒にいられるわけじゃない。
地下の食料冷凍庫で働くアイハラとカノン、彼らは調査船団に希望すらしていなかった。
相変わらずのいがみ合う仲の良さだった。
人員構成のチェックとシゴトの引き継ぎの為、地下から別の棟へ異動するようになっている。
ワタシの心中を察ししたのかカノンが付いてきてくれた。
地下通路から向こうの棟に続く通路のぽっかり明いた空間は青空を再現している。
次の棟への入口はまるで魔法の国の入口のように装飾されている。
そんなメルヘンな通路を2人で歩いていると自分まで少女漫画気分になって来た。
離れるのが辛いと、カノンに漏らして、泣いた。
カノンはやさしく頭を撫でる。子供をあやすように。
配属されてから異動を希望しなかればよかった、と思った。
■■■に配属されて、それでもワタシは■■■への配属を希望した。
あのまま■■■で働いていてもよかったかもしれない、とボンヤリ考えた。
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