2024 September / 21 Sat
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2002 January / 29 Tue
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電車道沿いに教わられた通りに歩いていた。
前を歩いていた中年風のサラリーマン、
路地のあちこちに踏み切りのない脇道があって
直接ホームに入れるようになっている。
ゴチャゴチャしたその路地を抜けると土手沿いに線路があって、
その先に目指す場所がある。
その相手ににこやかに近づき警戒心を解かせた。
相手の持っている宇宙服(のようなもの。生命維持装置機能付き。)を
見せてもらう…フリをして奪い取った。
自分のアダプターにそのスーツのプラグをはめた。
相手も必死だ。これがないと死んでしまうから。
すがりついてくる相手を足蹴にした。
相手は弱っているから強気に出れる。
アパートの2階の部屋だった。1Kの間取りで狭いキッチンの向うの玄関に走る。
リビングからソイツは手を尚伸ばしてくる、慌ててシューズをはく、右足が入らない!!
どうせ、エイリアンだから、と、良心の呵責はなかった。
アパートの階段を慌てて降りて路地に出た。
左足は入っているのに右足のシューズはまだ入らない。
ちゃんとはけなくても、「船」まで行ければいいか、と急いだ。
前を歩いていた中年風のサラリーマン、
路地のあちこちに踏み切りのない脇道があって
直接ホームに入れるようになっている。
ゴチャゴチャしたその路地を抜けると土手沿いに線路があって、
その先に目指す場所がある。
その相手ににこやかに近づき警戒心を解かせた。
相手の持っている宇宙服(のようなもの。生命維持装置機能付き。)を
見せてもらう…フリをして奪い取った。
自分のアダプターにそのスーツのプラグをはめた。
相手も必死だ。これがないと死んでしまうから。
すがりついてくる相手を足蹴にした。
相手は弱っているから強気に出れる。
アパートの2階の部屋だった。1Kの間取りで狭いキッチンの向うの玄関に走る。
リビングからソイツは手を尚伸ばしてくる、慌ててシューズをはく、右足が入らない!!
どうせ、エイリアンだから、と、良心の呵責はなかった。
アパートの階段を慌てて降りて路地に出た。
左足は入っているのに右足のシューズはまだ入らない。
ちゃんとはけなくても、「船」まで行ければいいか、と急いだ。
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