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無意識のデータベース
2024 September / 23 Mon ×
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1992 September / 07 Mon ×

旅をしてチカラを手に入れたので田舎の街道のお地蔵さんに挨拶して街に戻る帰路に着く。

メタモルフォーゼされた街にはトゥーン(アメリカンアニメキャラクター)が自転車で走り回って
自分で自分をくしゃくしゃにしようとしている。

仲間達は腑抜けになっていた。
Gジャンにジーンズの(ノッコのような?)ヤツラが無くなってしまったディスコ代わりに
ボクらの勲章のような落書きだらけの教室で踊ってる。
片っ端から油性マジックで印をつけた。

気に入った女の子がいて、なぜかそのカレシの頬にキスする。

パティオ、と思っていたサンルーム、天井から壁から、全部ガラス、天井までの高さ6~8m、
真ん中にある噴水以外は設置していない植物園の中のよう。
床は白磁のタイル張り、中央の噴水は3段になっていて白い大理石様?の
ロココ~ゴシック風味の様相、
天辺の先端が丸い円錐からお湯が流れてきて、一番下の段が浴槽になっている。
その周り直径3m~4mの範囲で亜熱帯性の植物に覆われていて
(目隠しされて?)

彼女はその浴槽の縁に腰をかけて、
浴槽のお湯を汲みながら足の指を洗っていた。
彼女はワタシに「諦めよう」と云った。

雲がやってきた。
どこからか漂ってきて噴水の天辺に雨を降らすように流れてきた。

サヤカとワタシはその雲の中の水晶球に攻撃をしなければいけない、
ボクは怖気づいた。
攻撃の仕方がわからない…
水晶球は全てであり、
時間軸であり、
次元軸であり、
混沌である。

サヤカはまたワタシに長いキスをする。

そのパティオは学校の一部みたい、
喧騒が聞こえる、
乱痴気騒ぎ、雲が現れたことでまた騒ぎが大きくなる、
雲の隙間から台風の目みたいに水晶球が現れる、
サヤカは、もうアレは敵ではない、と云った、
ワタシは水晶球を見つめ返した。
誰かの目の代わりだ、と思っていた。
体が宙に浮いて、水晶球とオナジ高さ、噴水の天辺の円錐を追い越す。



シーンは学校の外になった。
いつもの商店街を歩いている。学生服を着ている私。
目の前に女を連れた男が現れる。
ピンクのタオルに巻いた長銃を背中に、短刀を帯に差している。
外国人だらけの電気屋が右手の前方に見える。

その近くにドトール、そのとなりの階段を登るとどこかのヤクザの寄り合い工場がある。
ボクは早くこの工場を立ち去りたくなった。
男女はその階段を駆け上がった、ボクは早足で商店街を抜けようとする。
あの男女が面倒を起こすに決まっていた。
進行方向から電気屋が連れて来たタイ民族踊りの一群に取り囲まれる。
もたもたしていたので先のヤクザのオヤジがやってきた。
困った、あのオヤジに見つかりたくない。イチャモンつけられそう。
オヤジの隣の若い幹部がボクの顔見て通してくれた。

商店街を抜けると工事中のビルがあった。
鉄板で囲まれた区画、ブルーシートに覆われた骨組み、
黄色と黒のゼブラの立ち入り禁止ゲート。
その角を曲がると工事中のビルの横手に付けるようにバンが一台停まっていた。
道の反対側は金網と格納庫が見える。
米軍か自衛隊基地のようだ。
その格納庫の向こうに朝日が見えた。


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