坂の上の住宅街、
街のｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝを見下ろしてる。
住宅街の一画に自分の家？ﾄﾓﾀﾞﾁの家？
玄関を出てすぐ、坂を下りる道、Ｔ字路の横合いから出て来た30半ばの小奇麗な男、
ﾗｲﾀｰの火、ﾀﾊﾞｺに火を付ける。

ここから、自分のいなくなった部屋を想像する、

いなくなったはずの私、
だが、雑誌のｲﾗｽﾄに、4畳半のﾏﾝｼｮﾝ洋室、
ＳＦｱﾆﾒのﾎﾟｽﾀｰ、重戦機のｲﾗｽﾄ、それ以外にはかけられたｾｰﾗｰ服、だけの白い部屋。
自分の存在を証明するように、

ﾍﾟｰｼﾞをめくると「拝」のﾊﾞｽﾀｰﾗﾝﾁｬｰに赤ちゃんの足のような大きさの
ﾌｯﾄﾍﾟﾀﾞﾙが付いていた。
ﾌｯﾄﾍﾟﾀﾞﾙで出力を調整するその人型戦車「拝」
何時の間にか改造されていたんだね。