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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2002 February / 16 Sat ×
…待ち合わせに自転車で、4〜5人のグループで国道を走っていた。
国道が走るのは田園風景の中で、
主要都市と主要都市をつなぐ役割をしている。
僕らはその途中の田舎の小学生で、
転校していった誰かを、夏休みに帰ってくるから、って
国道沿いのカフェで待ち合わせしていたのだ。

その待ち合わせ場所は
国道の分岐点のドライブインのカフェで、
何だかオトナ風なアヤシゲな雰囲気ですぐに出て行きたい気分だった。
カフェの隣の、農家のオッサン風が新聞を片手にタバコふかしてるカウンターで
お土産物らしい梅のジュースの素を作っていた。
ピンク色のゼリー状の中にしぼんだ梅らしきものが何個か入っていて、
大袋が980円、中袋が680円、小袋が480円、
大を一個買って許してもらおうと思い、
出て行こうとしたら「自家製の梅だから、」とかなんとか
長い説明をされて試飲までさせてもらった。
…色は中身の梅の色で、
予想していたさっきのピンク色を予想していたので
期待外れだったけど美味しかった。案外。
さらに二つ、合計三つの袋を買うと、
店主と雇われ農夫の若者は気をよくしたらしい。
若者は■■■という新種のすもものようなものを
主人には内緒だといってごちそうしてくれた。
アンデスメロンのような食感でこれもまた美味しい。
農家の居間のような所でちゃぶ台にくつろぎながら
その若者と、大きな体の木偶の坊みたいな男性と、私はそれを食べていた。
近所の農家のおじちゃんがやってきて同じテーブルについた。
主人は奥のビニールハウスで何か作業中で出てこれないから私たちが出迎える。

居間にいた私を呼びに来たプロデューサー(?)らしき人に案内され、
風呂の撮影場所に行く。が、セッティングがまだだった。
みんなのいる場所は学校の三階で、渡り廊下と教室でたむろっている。
奥の教室に行き、手にしていた古書を陰陽師に渡す。
陰陽師は、その古書に書かれた人物は自分だと云い、
私と一緒にその部屋に来た彼女の顔が歪んだ。
焼け爛れた面相になって、彼女が■■■■だという正体がわかる。
彼女が■■■■なら私は殺されるので、殺される前に首を締め上げた。
嫌な感覚が腕を伝ってくるけれど、
首を絞めても絞めても、彼女は動くから、
頭を床に押し付けて、手にした白いカプセルのような銃で打ちぬいた。

集合場所に行くと、廊下に面した教室の窓から
みんな身を乗り出して待ち構えていた。
■■■■が紛れていることがみんなに緊張感をもたらして、武器の確認をする。
彼女を撃った銃を制服の内側、スカートのベルトと腹の間にしまって、
何も殺すことなかったな…と、後悔しはじめていた。
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