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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2001 November / 30 Fri ×
宗教家は年老いた女性で、
武家屋敷の塀のような紅色の瓦が葺いてある塀づたいに行くと
彼女の家があった。

招待されていたはずなのに何故か招かれざる客のような振る舞いの私。
いや、もしかして忍び込んだ?
玄関を上がると人気のない廊下が左右に伸びていて
左右とも突き当たりは窓になっていた。
右手の突き当たりには階段があり、それを上がると二階は祭事場になっているはずだ。
玄関から廊下を挟んですぐの部屋は居間のはずで、
和室8畳ほどの、床の間もある、掛け軸も下がっている、部屋の真ん中には掘り炬燵。

人気のない廊下で、さてどうしよう、などと思っていたら
出前のヒトがやっていた。
おババの付き人が二階から返事と供に下りてくる足音。
出前ってことは今日は何かのお祝いか?
左手、居間の脇には納戸がある。
とっさにそこに隠れたが…おババに見つかる。
付き人にも見つかる。おババの肩越しに顔を見せたのはハルだった。
招待されていたのはハルだったんだ。
手に何か食べ物をもって口にしながら歓迎の顔。
だけど私はこうしちゃいられない、たくさんの門徒にも見送られながら
玄関で慌てて靴を探した、見覚えのあるシューズがあった。
…スケーターズブランドシューズ、は、違う、ハルのだ、自分のソロモンを見付けた、
慌ててその家を出る。

夜の坂道、その家は坂の上にあった、坂の下には右手にコンビニ、
その前に大きな廃材やらが放置された町工場跡があって
その影から門徒に襲われるような気がしながら走った。

何とか無事にその坂道を終わり、さらに行くと幹線道路とその向うに線路が見える、
(登戸のようなカンジですわ。)
「早く■■に着けるもの」、駅のプラットホームが目の前にあるが、
駅の改札は線路の向う側だ、渡るのにもたつきそうだからそのまま右へ曲がって走った。

夜が明けそうだ、
行く手の道が(自然災害やらで)塞がってしまっている、
他の手段…土手を上がり線路内に入った。線路づたいに行けばいくらか「早い」。
複線の線路の敷石の真ん中を歩いた。
これならどっちから電車がやってきてもよけることができるだろうと。

と、右側の線路の上を一台のバンが私を追い抜いて行こうとした。同じ方向!
中には迷彩服の男性が、運転席と助手席、中の席に1人、後ろの席に2人。
目が合った。手を伸ばすとバンのスライドドアが開いた。迷わず飛び込む。
前の席に座っていた人の銃を受け取った。
これ、弾はいってんの?使い方は?と、隣のやつにきいた。

これで奴等より早く■■へ着けるだろうか?
走ってるバンの屋根をコツコツ叩く音がして驚いて上を見ると
エクゼキューターの私の家族達(3人ぐらい)がショットガンを持って空を飛んで来ていた…
隣の人にショットガンを渡す。エクゼキューター達もバンに乗り込んで来て車内はイッパイイッパイになる。

窓の向うを見るとそろそろ市街地の入口になってきた景色だった。
市街地、といっても、ちょっと古い町だ。
町の中心部に行くには手前の■■病院の裏口から表へ抜ける路地を通らなきゃ行けない。
あの病院がネックになるだろう…というか決戦の場所か?
バンはその裏口に近づいていく。
病院の裏口には白装束の何人かが、門徒達だ、待ち構えているじゃないか。
まだ気がついていない様だ、もうどうせ最上階まで行かなきゃならないならやってしまえ、
ってことでバンの窓越しに発砲した。

当たった。

2,3人白いのが倒れると病院の奥から今度は黒いのがゾロゾロ出てくる。
バンは方向を変えて裏口に向かって突っ込んだ。
迷彩服の男たちの援護を貰って足元の門徒達を踏みつけて更に奥へ行く。
ここで殲滅させてしまえば後が楽だ!
向かう入口はヒトで閉ざされるがそれを倒してそれを踏みながら階上へ向かった。
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