忍者ブログ
無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2002 March / 07 Thu ×
■■用水が流れる城下町風情の裏路地でヤツを見付けた。
私は「■■!!」とヤツの名前を呼んで後を追った。
調理師風の格好をしたヤツは、私を見ると逃げたからだ。

その青年が入った裏木戸から同じく入ると
木造船のバーの2階だった。
囲炉裏のような四角い柱を囲むテーブルがふたつ。
窓の下にベンチがあって、その辺でテキトーに和めるようになっている。
10人近く客がいたが、その中の、
下に降りる階段付近にいた大人、知合いだった。
下から店の主人がヤツの名を呼んでいる。
ここで働いていたんだ。

大人も、誰かを捜している。
ヤツを見失ってしまったので、大人の薦めるままに腰をおろした。

(再開発される前の)
金沢の駅前商店街通りから武蔵ヶ辻に向かっていく裏通りのアーケード街。
(でも中は岡山駅前のアーケード街みたいな。)
そこの知合いの辻占。

丁度、彼の客は女性2人の親子で、その母親の方には見覚えがある。
■■■■■という、商品の名前だったか店の名前だったか、
自分は知らないって云ってるのに彼女は
「(知らない訳がない、)どうして教えないんだ!!」
と、すごい剣幕で詰め寄られたことを思いだした。
彼女も、自分の顔を見て、その時のことは覚えているようだった。
が、当時とは様子が何だか違っている。

その話を辻占に話すと彼も驚いていた。
彼女は(当時)病だったのかもしれない。

今の彼女のブティックに案内された。
同じアーケード街にある。
宝石・貴金属を扱う、白が基調の上品な、気品のある内装。
彼女の年齢は45歳前後だが、豊満な腕と胸を見せるドレスでオーナーとして店に座る。
45歳とは、思えない、キメの整った綺麗な肌だなぁ、としばしみとれた。

その場を後にして、駅の方へアーケード街を走った。
手には空缶が4つばかりあって、その捨て場所を探していたが、
道端には既に分別された(しかも商品ごとに!)空缶の袋しかなく、
空缶専用ごみ箱もなく戸惑った。

アーケード街の出口、交差点を渡るとビルの中の小さなショッピングモールに入った。
雑貨屋(安い食品)と本屋ぐらいしか開いていない、
寂びれた駅ビルのようなカンジだが、
…そういえばここの雑貨屋で買った方が安くついたかも?
などと後悔しながら、雑貨屋の隣の階段を上がる。
階段の上の奥の方で、この辺りを仕切ってる女将と老人の店主が何やら話し込んでいた。

そうだった、僕は新しくできたショッピングビルを見に行ったんだった、
7階だったか、8階だったか、■ヌー■グッズの店の、招待状までもらっていた。
小奇麗な若者向けの。
1階から最上階まで真ん中が四角いブチ抜きの吹き抜けで、
ビル全体の内装の基調は白に深い木調の、鴨居付き…いわゆるカントリー調ってやつ?
招待状をもらっていたショップの売り場はフロア全体で、
コンセプトごとにショールームのように各セクションで(構造体ごと)構成されている。
売り物の実物を使ってベッドルーム、子供部屋、、、などなど。
子供部屋のコレクションテーブルの上にはこまかい雑貨。
展示してある商品(見本品)1つ1つに名札が付いていて、
その辺にあるメモに欲しい商品の番号を書いて会計に渡すのだ。
僕の目当ては■ヌー■のスタンプセット。…どこにあるのやら、なかなか見つからない。
どうやら雑貨コーナーにいるらしいんだが、水風船とか見付けてがっくりきていた。
子供連れの夫婦、女子高生、ちょい年季の入った女性三人組。
商品メモの棚を女性三人組が占拠していて、メモ用紙だけでも確保しようと、
手を伸ばした新しい紙が入ってるはずのポットから5、6枚とったのに
上の3枚ぐらいには何やら数字がごっちゃり書いてあった。
誰の目当ての商品番号だ?
それは捨てて、いざ白紙のメモ!と思ったら漫画雑誌の切り抜きがメモ用紙になっていた。
サスペンス風な恋愛モノで…

あの事件の後、■■■という組織に拾われて…
………
………?
「■NST■」は終わってなかった?
「ヨ■」が病室を抜け出した。
そこから、新しい話が、続きが始ったんだ。
第三章、「■■■■■■■」と書いてある。
ライ■ン先生は事情を知って、「ならばこの店で武装を整える」と言った。
しかし、窓から見える「その店」は今日は休みだった。
山間の町で、ライ■ン先生の家は高台にあった。
街は静かに、休日らしい静寂で、人影もまばら。
■マは「調達」は後でもできる、と踏んだのか、この街を去った。
PR
NAME
TITLE
MAIL
URL
VOICE
EMOJI / FONT COLOR
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
TRACKBACK URL :
ADMIN | WRITE
 
"ゆめうら" WROTE ALL ARTICLES.
忍者ブログ・[PR]
/ PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.