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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2001 May / 26 Sat ×
ガッコウの実習室のような四角いコンクリートの部屋。
窓が全面にあってスタッフが動き回っている。
化粧品のキャンペーンで、机を片隅に寄せてブースに仕立てたその部屋で基礎化粧品の試用をやっていた。

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入口から出口まで80m程しかない間口軽自動車がやっと通れるような細い路地、
両側に古い木造住宅が建っているが人が住んでいるんだかいないんだか、
ひっそりとしている。
路地の中ほどには旅館風な、昭和初期の文豪達が学生時代を過ごしたような下宿、
その向かいの一画は(家がなくなって)24時間パーキングになっていた。
ここに来るのは久しぶりすぎて…路地に住んでいる猫にまで忘れられていてしまっていた。
黒と白の二匹のこの路地の主猫は睨みを利かせて唸っている。
その猫に声をかけた。声を聞いて思い出してくれたようで「ああ、なんだあんたか、」と表情が和らいだ。
「この下宿の猫は?いるはずなんだけど…?」と問うと、二匹の足元にうずくまっている猫がいる。
灰色で、黒のブチ猫。目が合うと飛び掛かってきた。
「お前、怒ってる?」2本足で立つとデカイ。1.2mほどの体長があった。

家の中に入る。
玄関を入ると縦一帖ほどある板間で、その奥の左側に開かれた引き戸からDKに入る。
右側がシンクで、シンクの上に窓のある、古いアパートのような台所、
記憶にある一週間前のこの家の訪問からそのまま放置されたような状態だった。
台所の食器類や食べ残しや、床の上に散らかったモノが記憶のそれと同じだった。
シンクに置きっぱなしの食パンは水に漬かってカビが生えていた。
それを食って生きつないでいる猫の少年。
この家の主たちはみんなホームレスになってしまうんだろうか?

左側が居間に続いている。8畳ほどの和室で家具類があまりない部屋だ。
家の主人(男性40歳〜50歳ほどのサラリーマン風)に自分が持ってきた膨大な資料を説明する。
家人は他に年頃の娘が2人。
その膨大な資料はこの男性の仕事の斡旋の為のモノなのだが、
どうも彼はホームレスを止めたくないらしくてなんだか乗り気じゃなさそう。
なんでだろう、オジサンはプログラマーとして一流なのに…
悲しくなってきて娘達と顔を合わせて苦笑いをするしかなかった。

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やっと手に入れた。
蒼いプロパンガスのボンベ(のようなもの)。
相当重いそれを担いで、サクラの家に向かうんだ。
幹線道路、山の中腹に開かれた住宅地を通るその道を歩いていた。
すっきりと晴れていて、歩くには申し分ない。
家までの道がわからないが、夢の中の道をつないでいけばいいと思った。

自分の後ろで語り合っている4,5人の解説者の声が気になってきた。
後ろの荷台には4畳半ほどのスペースがあって、そこにヒトがいる。
「頚椎(負傷)やドラッグ(摂取)、(不純異性)交遊の疑いがありますからねぇ…」
(高校)3年生とは云え、彼が流した浮世話は相当らしい、あんな顔してるくせに…
本当ならこの(対抗野球)チーム、出場資格ないかも…

などと気を取られてしまって真っ直ぐ歩いていけばよかった筈なのに
天井の雲がものすごい勢いで流れていくのを見てしまった。

天井の雲はゼリー状に([もののけ姫]の破裂したデイダラボッチ風)するすると這うように流れていく。
よく見るとその中に■■■が入っていた。
これ雲じゃなかった!オカシイよ、この雲!と、文句を言うタイミングが遅かった、もう遅い、行っても止まらない。

駅の地下のショッピングモール(コンコース?)に出てしまった。
広くなっている円形のロビーには左右と正面に階段があってゾロゾロと人々が降りてきたり上がっていったり、
もう少しあの道を歩いていけば(あの下宿に)たどり着けた筈だったのに…!
夢だから仕方ない、他の道も繋がっているかもしれない、

気を取り直してそう思い直して、
(何時の間にか増えた)連れのOL風とサラリーマンを率いてビロード絨毯の上を歩いて一人巾のエスカレーターで下に降りた。

駅の裏側の駅ビルの正面出口に出た。回り込むと(荻窪駅風の)駅前ロータリーに出る。
…道が途絶えたままだ、夢だから、この駅の近くに(あの下宿が)あるのかもしれない…。
ロータリーは高架の下で、高架下には歩行者用の通路がある。
向かい側に通用門の扉が見えたから通路沿いに歩いてそこにいくと雑居ビルのエレベーターホールになっていた。
狭い。エレベーターホールの左手に行くと突き当たりは倉庫のようなガランとしたところ。
一番奥にトラップがあって、女性2人が引っ掛かってる。
トラップはこっち側に、扉を開けるスイッチがあって、そこに誰かが立っていないと扉が閉まってしまうのだ。
女性の1人は座り込んでしまっていてとてもやる気がなさそう…
その人をスイッチの上にのせ、ボクは開いた扉をくぐる。
くぐった向こうはホテルのロビーだ。扉の直傍に同じ様なスイッチがあったからボクはその上に立った。
いくらなんでも早くしないと扉が閉まってしまう。
もう1人の女性はハデハデ中年女性で、彼女はしおれた女性の腕を引っ張ってコチラ側に(ムリヤリ風に)連れてきた。
オバチャン、見かけによらず良いヒトだ。

ホテルのロビーは全面ガラスの出入口から光が射し込んでいて眩しい。
ボクらは出入口に向かって歩いている。
しおれた女性は相当疲れているようでやっと歩いている。もう1人のオバチャンに抱えられて。

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教室の中は2人がけの椅子&机が並ぶ。
ワタシの隣には女性がいる。
雑誌で見たハングル文字の「立入禁止」や「ゴミ捨て禁止」のロゴマークのデザインを
まるでブランドロゴのように言うから、これは(アメリカで)一般的なロゴだよ、と言うと
隣の机の男子(高校生?)2人が口を挟んできた。
彼らが持っているのはスケートブランドのモノばかりで、
気にしていたのか自慢したかったのか持っているものを見せびらかすように広げる。
机の左側にいたメガネの男子はひとしきり喋くった後、前の机に掛けてるオネーサン達にも話し掛けに行った。
もう1人のぱっとしない男子は114ブランド(注:そんなもんあったか?)のレアモノ!と言ってゴールドのツナ缶を取り出した(!)
6個も入ってる!ナンバーブランドが好きらしい。他の■■■や■■■の事もワタシはツナ缶に夢中なのに(笑)語ってる。
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