忍者ブログ
無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2001 June / 01 Fri ×
僕はどこかから連れてこられたそうだ。
小さかったから記憶がない。
物心着いた時には皆に育てられていた。
総勢40人ほどの、盗賊団の一員になっていたんだ。
寝食を供にし、過ごす、その中の一員なんだ。

そんなでもガッコウには入れた。
クラスメートができた。今日はそのクラスメートのオウチにいった。
骨組みは黄色の鉄骨材でサイロのカタチをしたガラス張りのオウチだ。
外周をぐるっと廻ってる螺旋階段を上って2階の玄関。
前を階段を上がって行くクラスメート(男子)はリンキンパークの曲を口ずさんでいる…
玄関のドアは枠が赤色のガラス(透明強化アクリル板)がはめてある。

家に入るとテーブルの奥にパパ、男ばかりの4人兄弟でテーブルを囲んで食事中だった。
日本人ではないその人達、パパは特に日本語は通じなさそう。
兄弟の真ん中らへんのクラスメートは、ただいまの挨拶を皆にして、ボクを紹介した。
パパは穏やかに歓迎の挨拶をする、自分の口から出てきたのは英語だった。

クラスメートはテーブルについて食事などはじめる。
ダイニングキッチンの脇に合宿所の泊り部屋のようなブースがあって、
そこが彼ら兄弟の部屋なんだ。
食事を終えたらしい兄弟の1人がそこにいて(1〜2コ上か下)ボクもそいつと話をした。
学校の話。昔あって今はない部活メニューとか、今使われてない教室をどうやって使わせてもらうようにするかとか…

盗賊団は廃虚風の大きな倉庫というか工場跡というか、そんなトコが住居なんだ。
長髪のリーダーが、庭のアレをみてゲロっていた。
そんなリーダーの様子を見て、数年後の子供(女の子に育っていた)もアレを見たんだ。
「(こんなモノを見せるなんて)ヒドイ!ソージして!!」
側近の男性は驚いた、その言い方に。まるで、汚物を掃除しろといったものの言い方。
「いいんですか?!」
思わず問いただした、以前なら、彼女は、墓を建てる、と言った筈だ…嘆いたり、哀しんだり。

「アレ」。
飼っていた犬の無残な姿だった。
何かのプロモーションビデオに使われてた。
それと同じ映像が、脳裏を過ぎる。

もう一度、見る、

公園の水のみ場、流されっぱなしになった水。
周りにあふれている、
蛇口には首から落された犬の頭が据えてある。
やがて、
水圧で頭は転げ落ち、水浸しになった芝生の上を転がる。
その先にあるのは…体の破片で、
首はそれに向かって転がっていくのだが…

耐えられなくて、ビデオを止めた。
PR
NAME
TITLE
MAIL
URL
VOICE
EMOJI / FONT COLOR
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
TRACKBACK URL :
ADMIN | WRITE
 
"ゆめうら" WROTE ALL ARTICLES.
忍者ブログ・[PR]
/ PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.