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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2001 July / 08 Sun ×
(会社の?)フロア、カーペット敷きの廊下のどん詰まりに非常口プレートのある扉がある。
その辺りが喫煙コーナーで、事務服のワタシと同僚の男性サラリーマンが扉の片側ずつで座り込んで休憩していた。
休憩と言うより仕事ができないのだ。工事中で。
パネルの向こうでは掘削の音が聞こえてくる。改造か改修かわからないが大掛かりな工事だ。
扉の向こうから先輩サラリーマンが帰ってきた。
扉の向こうは配管のむき出しの機械室みたいですぐ外ではなかったらしい。
先輩はどこか取引先へ行ってきたらしくて上手く行かなかった事の愚痴を面白おかしく話す。
やれやれ。外でも内でもどうにもならんですな。

街のcafe風のオシャレなカウンターに(そのまま)事務服のワタシとキヨカとユウタが並んで座る。
ユウタのケータイの契約。契約書にサインしたのはワタシ。

その契約書を持ってワタシはオウチに帰ってきた。
相模大野駅のロータリーに病院側から歩いてきて、マンション(駅)の方に向かう。
(駅の南口がそのままマンションの入口)マンションの入口の前でふと疑問に思う。アレ?コレってワタシが持ってていいものなのか?
契約書を開いてみると機種変と言っていたがヤツのケータイはTUKAで、契約書はauのそれ。
中身は新規じゃんか。なーんだ。オッケイ!
と納得して(へんな納得の仕方だが夢だからしょうがない)入口に入った。
マンションの入口は左右にのびたローカに面している(ロビーが無いカンジ)。
入口のすぐ左が私の部屋だ。
透明アクリル版のはまったドア枠の鍵穴に鍵を入れるがロックが外れない。
ん?なんでだ?ドアは透明だから中を覗いてみた。
(マンションの入口は2階にある。2階部分以上が住居で、1階から地下は商店か駐車場なのだ)
…床がぶち抜かれていて下の工事車輌が丸見え!工事の状態も丸見え!ワタシの部屋〜!!!
焦った拍子に廊下の向こうがわ(入口の右側)から管理人(藤井隆風)とか古い住人とか間借り人が溢れ出してきた。
(ワタシはこの集合住宅の中では人付き合いがうまくいっているらしい。ってゆうかアットホーム過ぎなくらい)
「扉開けちゃったら奈落の底よー!」げらげら笑いながら意地悪く言う少女の住人、
それを聴いた途端に本当に廊下が部屋側に傾いたようで慌てて廊下の床に突っ伏した。
笑った住人まで同じ格好だ。笑ったのアンタたちなのに…(笑)
部屋の入口は開き戸だから廊下の奥になるもう一枚の右側のドアを開けた。
中は4畳半よりも狭く感じる、真ん中にコタツが置いてあって、
ワタシ帰りを待っていたように半纏を着た同じ歳ぐらいの男性が座ってテレビを見ていた。
テレビは部屋の向こう側に、中にゴチャゴチャ物が入った黒のカラーボックスの上に置いてある16インチ。
コタツ布団も床敷きも赤が基調のチッチャイ模様の何かで、
コタツの上には管理人が用意したと言うすき焼き鍋がカセットコンロの上で湯気を立てている。
すき焼き…とはいえ、残っているのはトーフ、糸こんにゃく、ネギ…残骸じゃないですか。
管理人がそそくさと小鉢を用意してレンゲでそれを掬った。
住人達は部屋の入り口でぎっしりしながら心配そうに見ている…(なんでだ。)
差し出されたレンゲの中のその温かいものを一口、食べた。
むしろ熱いはずなんだが、胸に染み入る温かさだった。
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