ｽﾀｼﾞｵは鏡の張ってあるﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ。
ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾋﾟｱﾉの前に座っていた。
ﾋﾟｱﾉの向こうに窓があって、外は明るかった。部屋の半分から壁側（鏡ﾊﾞﾘ）にあるﾋﾟｱﾉ。
ﾏﾝﾂｰﾏﾝﾚｯｽﾝで。髪をｳｼﾛで束ねたﾓﾀﾞﾝﾊﾞﾚｴのﾋﾄのような先生。
ｸﾗｽ編成を迷っているとｽﾀｼﾞｵのﾄﾞｱが開いてﾀﾞﾝｻｰが入ってきた。
…ﾜﾀｼのｳｼﾛが入り口のﾄﾞｱで、対面に非常口のﾄﾞｱがある。
鏡から80ｾﾝﾁほど離れたところに壁に沿ってﾊﾞｰが打ち込んであって、
仕切られた歩道のようにｿｺをｶﾆ歩きになって非常口へ向かう黒人ﾀﾞﾝｻｰ達。
ﾀﾞﾝｻｰはｷﾞｬﾝｸﾞな格好、70年代ｽｶ，2ﾄｰﾝﾌﾞｰﾑのあの時代の格好をしていた。
総勢30名ほど。
ますますﾌﾟﾚｯｼｬｰに感じてｸﾗｽ変更をどうしようか迷っていた。
廊下の一画に畳敷き４畳半の休憩室。
お昼のお弁当を食べようとｽｸｰﾙﾒｲﾄが集まってきた。
同じﾚﾍﾞﾙのｸﾗｽの子が大丈夫だよ、なんて云うけど。