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無意識のデータベース
2024 September / 23 Mon ×
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2001 January / 26 Fri ×
テーブルには誰かのお祝いなのかパーティなのか、
そんな具合で豪勢なオードブルが並ぶ。
白に木目の基調のその部屋の中には大勢の女性客がいた。
僕はそのなかの鈴蘭のようなドレスのヒトの為に小さなケーキを確保して、
その人がいるテーブルに近づいたんだ。
そのテーブルには他にも5,6人の着飾ったオバサン達がいて、
ゴージャスなオバサン達はキラキラ輝くラメ入りのパステルトーンのドレスを着ていて、
化粧は濃い目で(笑)朝早くから美容室で整形したような髪が綺麗にまとめ上がっていて、
その髪にもゴージャスな宝石をあしらった飾りが付いていたりする、
そのグループのリーダー格の一番ボリュームもあって一番声も態度もでかそうなオバサンは
僕がお気に入りなようで、しかもそのヒトに小皿を持って来たのが気に入らないらしくて、
そこにあるオバサンの好きなカルパッチョを食べさせて(はぁと)ときたもんだから、
ええ、いいですよ、僕だって商売人だしね、
と心の中で舌打ちして満面の笑みで食べさせてあげたら
オバサンは調子に乗って首に腕を廻して抱きついてきて、
ピンクの厚塗りの唇を尖らせてキスをねだってきやがった。
ええ、いいですよ、僕だって商売人だしね、
と心の中で舌打ちして軽く口付けたら、
だらり、とオバサンの唾液が糸をひくじゃないですか!
うっわ〜!!(サブイボ)
と心の中で悲鳴を上げても、もう一回近づいてくる唇にはキスをしなきゃいけないね、
だって僕は商売人だから!
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