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無意識のデータベース
2024 September / 22 Sun ×
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2002 December / 07 Sat ×
カワタの知り合いの店と言うゴチャゴチャした屋台街の細い路地の入り口、
トタン屋根の階段を登ると芝居小屋みたいな大部屋とソレに面した日本料理屋の厨房が見えた。
暖簾がかかっている奥の部屋から女将らしき中年の女性、
たぶんキレイだろうその人、白い割烹着を着ている、彼を出迎えた。

リザーブシートはまだ空いていなかった。少し待つことにする。

…奥は真っ暗で、今度は執事の格好の細身の男性が現れ案内された。
ワタシは手を引かれて、まるで連れられてきたかのように奥へついていく。

通されたのは個室の、VIP待遇の部屋だった、
隣にもVIPルームがあってカーテンか何かで仕切られている。
テーブルに置かれた蝋燭の明かりで影芝居のように向こうの様子が見えた。
5人ほどの、家族連れのようだ。

こっちも透けて見えるんだろう、そう思ったワタシ達は入り口の奥のテーブルから離れて、
VIPルームの壁伝いにぐるりとソファになっていたからそこに座った。

なにか込み入った話をするつもりだったと思う。
そのときには既に通っているようで、合意して見えた。
そういえばワタシは"あの"白いワンピースだし、
カワタさんはGジャンにジーンズの、一度見たきりの私服で、
ワタシは抱っこされてソファに寝転がる。
イチャイチャしたいと思っていた、やっと2人きりになれた。

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