2024 September / 23 Mon
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1990 April / 05 Thu
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ムラセはどこにいるんだろう、
今までのところにはいないはず、
引越しするって言っていた。
川の向こう側のアパートメント、
こない方がイイ、危ない、そういっていた。
浅野川沿いのバラック、
昔はここに豚の飼育舎なんかもあって、
地元の人は煙たがっていたこともある、
スラム街の装い、身近なスラム、
そこに住む男の子、サイファのような気がする。
彼をガッコウへ送るために彼の子沢山の母に挨拶して
車のエンジンをかけて彼が出てくるのを待っていた。
窓の向こうに制服を着て、
鞄も肩から提げているのに、
まだ何か家に用事があるみたいでなかなか乗り込んでこない。
ハーフコートの裏地も前も両方ちらつかせながらムラセが歩いていた
似たような服装のケンナがヤツの後ろを追って歩いていく。
いつの間にか、彼らが歩いていた道と併走する道を移動していた、
先回りをしたようで、彼らはどこかで道を折れて、こっちに来るはずだった。
なかなかこない2人、
視界の先に追っ手に襲われている二人を見た、
空は晴天、
春の日差し、
会話がないまま。
今までのところにはいないはず、
引越しするって言っていた。
川の向こう側のアパートメント、
こない方がイイ、危ない、そういっていた。
浅野川沿いのバラック、
昔はここに豚の飼育舎なんかもあって、
地元の人は煙たがっていたこともある、
スラム街の装い、身近なスラム、
そこに住む男の子、サイファのような気がする。
彼をガッコウへ送るために彼の子沢山の母に挨拶して
車のエンジンをかけて彼が出てくるのを待っていた。
窓の向こうに制服を着て、
鞄も肩から提げているのに、
まだ何か家に用事があるみたいでなかなか乗り込んでこない。
ハーフコートの裏地も前も両方ちらつかせながらムラセが歩いていた
似たような服装のケンナがヤツの後ろを追って歩いていく。
いつの間にか、彼らが歩いていた道と併走する道を移動していた、
先回りをしたようで、彼らはどこかで道を折れて、こっちに来るはずだった。
なかなかこない2人、
視界の先に追っ手に襲われている二人を見た、
空は晴天、
春の日差し、
会話がないまま。
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