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無意識のデータベース
2024 September / 23 Mon ×
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2001 February / 27 Tue ×
山津波は何年かに一回のイベントだった。
自然保護地区の森林、数年前は立派な巨木があったのに、と、
昔を知るその男性は残念そうだった。
たくさんの人が集まって、祝賀(神事?)行事が終わる頃、
樹木がまばらに生えた公園風のその広場の中央部、
腐葉土の第一層が水面のように波を打った。
それから。
山の斜面から小石が転がりはじめる、
ぽろぽろとこぼれてくる、
緑に覆われた山の斜面の第一層が滑り落ちた、
参加者は公園の端、樹木が並ぶ外側のベンチまで避難した。
滑り落ちた土の層に呼応して腐葉土の波がやってくる、
樹木の根っこで塞き止められて、
こんな間直でも土砂の波に巻き込まれないで済んだ。
第二層が滑ってきてその樹木たちも呑み込んで下流へ流れていく、
先にできた流れの道を同じ様に辿るだけだから安全地帯は同じままだった。
土砂の流れを追って視線を向けると、
何もなくなった茶色の河の跡を土砂を追いかけて猛スピードで走る車が何台かいた、
取材車だろうか?時速百数十キロで追い掛けている。
これが僕が執着したロス・エルモス(?国名)の自然保護観光だった。

公園で合流した背の高い女性小さい女性と一緒に3人で
皆がいる和室で食卓に付いた。
居間の襖の向こうの廊下に知ってるヒトがいる、シンジの顔が見える、背中がちらりと見えるユウタ、
もう1人はカナコ?三人で話を聞いているようだった、
小さい女性の祖母が残した本が見つかった、と言って彼女の親族が部屋に訪れた。
その親族の(中年の)女性は、彼女は代々星読みの家系で彼女のチカラが一族のなかで一番強い、と
僕の右手を看ながら話す、
僕の手のひらには、丁度真ん中に直径1センチほどの円があってそこから放射線が7,8分割ぐらいで走っていた、
その間隔が月や太陽に呼応しているとか、
親指の付け根の「丘」に三角の模様がくっきり刻まれていて、
それが■■■の印で感心したりしていた。
(いつのまにか)僕の横でその話を聞いていたシンジはなぜか喜んで僕の肩をゆすってる、
襖の向こうでもサクラやナカムラがいるので聞こえてるようだった。

小さな女性は本をめくりながら祖母のことを語りはじめた。
祖母に言われていたこの家系の謎がこの本でわかるかも…
ページには平安風の絵巻物のような絵があった、
そのページが祖母と関わりのある記述らしい、

体育館は小さく仕切られていて、イッコずつは教室になっていた、
教室と教室の間、
僕らのいつもの陣地、そこにアリマ兄弟の仲間達がいた、
「ここでご飯を食べるといっつも納豆が(服に)ついてくるんだけどー」と、僕に文句を垂れる、
誰かの食べ方が幼稚でボロボロ落していくんだろう、と察しが付いた、
納豆は大粒だったから僕じゃないや、と安心して、
たまには君らだって(この食事スペースを)掃除してよ、と言う。

コンパートメントパネルの裏にまわってみるとそこのブースには
(学校の備品)机が並べられて詰まれていてガラスケース(虫かご)のディスプレイになっていた、
秘蔵コレクションの山だった、青いライトのガラスケース(虫かご)、
■■■の■■■をしてよ、とそこにいたサクラに言うと
そのプレミアのガラスケース(虫かご)の中身を手にとって検める。
その様子をしげしげと見つめてるユウタ。

そこのブースのすぐ脇には授業用の机と椅子が並んで、
机が向いている方向は壁になっていて、顔を右に向けると黒の投影スクリーンが掛かっていた。
僕の左の席はカトウ(極楽トンボ)で直木賞候補のような大衆小説を読んでいる、
投影スクリーンには今日の講義の文章が映し出される、
西日本方面(広島っぽい)の方言で構成された小説の一部だった、
黒板の最前列に陣取ってる一グループの男子がその文章を小馬鹿にした事を言ったから
僕は、方言を馬鹿にすんなバカ!と立ち上がって怒鳴ると彼らはシューンとした。

右の席の女子が山津波の話をしてきた。
最初の光景の再現をする羽目になった、その女の子を左手に、ヤマモトさん(極楽トンボ)を右手に、
3人で手をつないで仲間に手を振って別れた。
ショッピングセンターみたいなとこにいるようだ…2階のフロアにはメンズカジュアルのショップがあって、
脇に屋根裏から向こうに廻れるようになってる通路の階段がある、
左手の青年はその時ここから向こうに行ったから、
そういうからそこで別れることになった。
さっきまで立っていたところに500円硬貨を置いて階段を登って向こうに消えた。
ヤマモトさんが、オナカが減った!と煩いので500円を握らせて1階に降りた。
1階の真ん中の通路を歩いていく、
通路はオーケストラ?ジャズバンド?金管楽器を持ってタキシードの人たちがうようよいる、
右側のブースにオーケストラのミナサンの待機室があった、
そこを通り過ぎたとなりのブースが皆がいるところだった。

横板貼りのダイニングキッチン仕様なその一画、
T字のカウンターテーブル。5人(スマップっぽい?)のうち2人ばかりが作ったばかりのカレーを盛って並べている、
ユウタはとっくに何口か食べている、
カレーは欧風から印度風まで、いろんなバリエーションがならばっていて(ただし具は個性的なようだった)
お零れに預かろうと僕らもテーブルについた。
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