ｺﾝｸﾘｰﾄの建物の階段室、
ここから先は君らだけで、と、
黒服の身なりのいい案内人は言った。
階段の先は真っ暗で、
さすが、地獄に通じているだけあるな、
そう思った。
この下は、
見たくないものや見えないものの世界だから足が竦んだ。

懐中電灯で足元を照らしながら
真っ暗な階段を降りていく、
誰も立ち入ったりしてない様で、
遺留品やﾎｺﾘがｺﾞﾛｺﾞﾛ落ちてる、

僕の連れは女装のﾎﾓで、
無意味な会話を仕掛けてくるから
騒がれるとﾔﾊﾞｿｳだなぁ、って思ってた、
どれくらい下ったのか、
もう何にも見えないそこに、
GO TO HELL のｶｰﾄﾞがあった。
持ってた■■■のｶｰﾄﾞを入れ替えて、
…
左腕がｻﾞｯｸﾘいってた。
腕にあった銀の四角いﾁｪｰﾝでできた■■■の効果が消えていた、
代わりに首にかかってるやっぱり銀の■■■■■■を、
同じ処に連れに巻いてもらった。
これ以上はﾑﾘっぽいけど
ﾋﾄﾂ達成できたから満足して帰ることにした。
此れでﾚﾍﾞﾙも精神力もｲｯｺあがった。

案内人と別れたﾌﾛｱまで戻ってきた。
電灯が点いている、ﾋﾄの世界。
もう誰もいなくなってたけど、
ﾊﾞｰの方の喧燥が聞こえてﾎｯとする、
ﾊﾟｰﾃｨに戻ろう。