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無意識のデータベース
2024 September / 23 Mon ×
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2000 April / 28 Fri ×
彼らは木造の2階建ての家にいた。
上の階は小さい系。とはいっても、立ち上がるとワタシより少し小さい程度の。
1階には大型系。黒豹と灰色のチーター。そして、ライオン。
まだ言葉は失っていない。

突然暴れ出したその男は、森の中にある私たちのテントにやって来た。
2階立てのその家は、入り口がない。
サイコロ状の木造のコンテナになっていた。
暴れ出した男は乱暴に奇声を上げながらそのコンテナを壊そうとしている。
止めたいが、私が敵う相手じゃない。
コンテナが蹴破られると、男は満足したのか、月夜の森の中に奇声を上げながら駆けていった。
彼らは大丈夫だろうか。
コンテナを覗くと、奥の方に黒豹と灰色のチーターはおとなしくしていた。
私は大丈夫、という瞳で黒豹が気品高い顔つきでワタシを見る。
ライオンがワタシに飛び掛かった。

ワタシを押さえ付けているライオンの首に手を回すと、錆びた釘が刺さっていた。
3本、ほかの場所を傷つけないようにそーっと抜く。
背中の左側の首。
同じ様に右側にも刺さっている。
そんなに興奮しないで。
たぶん、ほかの場所にも刺さっている…。
ワタシは既に■■■を■■■れていた。いいのか?これで。
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